初心者にオススメ!スーパーロボット大戦Vの10話までの感想と攻略
ついに発売されたスーパーロボット大戦V!!
早速、第10話まで攻略したので、その感想を書いていきます。基本的にネタバレは書きませんが、一部ほんの少しだけネタバレが含みますので、ご了承ください。
目次
1 スーパーロボット大戦Vってどんなゲーム?
・どんなストーリーなの?
ガラミア(宇宙戦艦ヤマトの敵)の攻撃を受け、地球は荒廃し、あと1年で地球は全滅する絶望的な状況になっています。
そこにサーシャという女性から、イスカンダルに行けば、地球を復活させる技術があると教えられ、地球から16万8000光年離れたイスカンダルを目指してヤマトは出撃するという展開になっています。
道中で木星帝国の襲撃にあったり、別次元からの仲間や敵が来るという感じです。
舞台が銀河規模だったり、スパロボ特有の別次元の話が絡んだりと複雑なストーリーになっているため、難しいと感じますね。
とはいえ、宇宙戦艦ヤマトの参戦や、年代が違う作品をクロスオーバーさせるには仕方ありません。
理解するのは無理だ!って人は飛ばすのもアリでしょう。
・従来の作品と変わったことは?
今作ではスパロボらしさを残しつつシステム面が大きく変わったことがいくつかあります。基本的には便利になったことが多いですが、今作から始めた人が過去作をプレイすると困惑する部分があるなと感じました。
1 精神コマンドがいつでも使えるようになった
今までの作品だと、精神コマンドは機体の行動前しか使用できませんでしたが、今作は、行動終了後、反撃の時にも使えるようになっています。
これにより、リセットする回数が減ると思います。祝福役を先に行動させてもいいし、敵の攻撃前に、根性やひらめきで耐えたりと今までの戦略が大きく変わったことでしょう。
自ターンで熱血で攻撃、反撃時に熱血を使ったりと火力が上がった感じがします。
しかし、第三次スパロボZと同様にステージ開始時は精神ポイントが半減からスタートするので、ステージ序盤から乱発はできないようになっています。
2 スキルの効果が変わった
今作では様々なスキルに調整が入りました。特に変わったのが援護攻撃でしょうか。今まではダメージに0.8倍~1.2倍などの補正が掛かりましたが、今作では0.5倍と大幅に弱体化されました。それでも有用なことは変わりませんが、撤退ボスを仕留めたい時にはこの弱体が響くでしょう。恐らく再攻撃でも同様です。
また、闘争心やEセーブなどのスキルにもレベルが追加されました。闘争心はLv1で初期気力に+2となっており、Lvが上がるごとに+が大きくなっていくようです。
なので、経験者の方も一度はスキル効果を見ておくのが良いでしょう。
3 PPが廃止され、代わりに全員共有のTacP(タッグポイント)が追加された
今作はTacPが導入されましたが、基本的なことはPPと変わりません。違うのはこのポイントは部隊全員で使えるということです。
TacPは敵を倒すと手に入るポイントのことで、これを使用することで、スキルやパイロットの能力を上げることができます。他にもファクター(第三次スパロボZ天獄篇におけるZクリスタル)や強化パーツの購入に使用します。
全員共有ということで、強いパイロットで敵を倒し、TacPを貯め、弱いパイロットを育成することが可能になり、サポートキャラを無理やり戦わせる必要がなくなりました。
2 序盤の攻略と改造方針
10話までクリアしたので、簡単な攻略方法と改造すべき点を書いていきます。
・ユニット加入と離脱について
初期は主人公機のヴァングレイと戦艦ヤマトです。その後は、クロスボーンガンダムX1改・改、量産型F91、グレートマジンガー、ブラックゲッター、ダブルオークアンタ、ラファエルガンダム仲間になり、8話クリアで主人公機以外は離脱します。9話からナデシコB、エステ隊のリョーコと三郎太が加入します。
離脱組はいつ復帰するかわからないので改造は控えたほうがよさそう。
・戦艦は今作では重要&強ユニット
戦艦はサイズ差補正と高火力の武器で高ダメージを出したり、戦艦独自のExCコマンドで周囲の味方を、収容で回復、気力上げ、再行動させたりと上手く活用すれば非常に有利になれる場面が多々あります。
特に宇宙戦艦ヤマトは序盤では単独で敵を全滅できるほどの強さです。武器の攻撃力も無改造で、ほかの味方のフル改造に匹敵するほどの攻撃力です。
さらに、沖田のスキル効果で、ヤマトの周囲4マスは集中(命中回避+30%)が掛かっているほどの補正が掛かります。序盤はヤマトの周りで戦えば、リアル系のユニットが被弾することはまれになります。
これのおかげで、味方が離脱するまでは全機無改造でも突破できます。
のちに仲間になるナデシコBはヤマトよりは数段劣りますが、ユニットの5段階改造で手に入るカスタムボーナスで化けます。グラビティブラストの消費ENが15まで下がるので高火力武器を常に使うことができます。
また、ルリのスキル「電子の妖精」で、沖田に劣るものの周囲に命中回避+5%の補正が掛かるので、序盤やエステ隊は有利に戦えるでしょう。
・量産型F91の空適正には注意!
序盤で仲間になる量産型F91は空適正がBのため、一部のマップでは空地形で戦うと命中回避が下がります。なので、いつもより命中回避が悪いと思ったときはまずは適正を確認してみましょう。他はブラックゲッターの陸適正がBなので、基地補正などを受けるときに陸に降ろすときは注意です。
・改造はカスタムボーナスを目指して改造しよう。武器は後回し
今作も機体を5段階づつ(武器は除く)改造すると機体固有のボーナスが手に入ります。まず、レギュラーの機体はこれを目指すと良いでしょう。
ナデシコBのように高火力武器がEN15で使用できたり、三郎太のエステの回避+20%の補正が付くなど非常に強力なボーナスがあり、ユニットの評価がガラリと変わるものもあるので、面白いです。
主人公機のカスタムボーナスは強化パーツ+1なので、1週目序盤では恩恵は少ないですが、終盤や2週目では強力になるものもあります。
カスタムボーナスが今は不必要と感じたらリアル系は運動性、スーパー系は装甲とHPと長所を伸ばす方向で上げると間違いはなしです。
一部のEN消費は激しい機体、特にグレートマジンガーやブラックゲッターはEN改造を優先させましょう。今作は無消費武器がないので、ENばかり消耗する機体はすぐにガス欠になってしまいます。
3 プレイ感想
・原点回帰しつつ変わったスパロボを楽しめる!
今作で非常にうれしかった点はタッグがなくなり、編成に悩む必要がなくなったことでしょうか。第三次のようにALL武器が強い機体が強い!ということがなくなり、好きな機体を好きなように使えるのが楽しく感じました。
また、パイロット育成でも、スキル枠が撤廃になり、好きなスキルを好きなだけ付けられるのも育成の熱が入ります!
制限はあれば、その中で有効的組み合わせを見つけるのも楽しいですが、たまには好きなだけ強化してみたいと思っていたので、今作のシステム面は非常に面白いと思いました。
タッグがなくなったことで、反撃無双ができるようになったのもいいです。第三次なんかはALL武器やタッグの射程など考えたり、機機体よっては気軽にできませんでしたし・・・
特に効率を求めるプレイだと片方だけが撃墜されて、祝福などの恩恵が半減するのが嫌でしたが、今作はそういうストレスとは無縁な感じがします。
強化ポイントのTacPも全員共有になったことで、お気に入りのキャラで無双しつつ、別のキャラを強化できるのは非常に良いところです。周回する上でも前週とは違ったキャラも使いやすくなったと思います。
・戦闘アニメはくどくなくなり、何度も見やすくなった
最近のGジェネなどの作品の戦闘シーンは弱い武器は短く、強い武器は長く凝っている印象があり、今作のスパロボも同じ印象を受けました。
短くても手を抜いている印象はなく、少ない時間で多く動くことで、躍動感が増えたと思います。
対して、強い武器はかなり凝っています。PVのヤマトの戦闘シーンからでも十分にわかりますが、アニメの1シーンをとにかくかっこよく作っています。
同じエステバリスでも、ディストーションアタックでも、リョーコとサブロウタではパンチまでの過程が違いキャラの個性が出ています。同じ武器でも見比べると面白いですね。
・ライトユーザーにオススメの一作!
今作の親切なつくりや、思い切った精神の使用変更、育成の自由度、ストーリーも今作のみで完結で考えると、スパロボ初心者にうってつけの作品だと思います。
ヤマトの指揮範囲効果の強化など、スパロボはこうやって戦うと楽なんだよと教えてくれる作品だと感じました。
なので、気になっている人は是非プレイして欲しいですね。
ストーリーが難しい?そんなものはすっ飛ばして、お気に入りの機体、キャラがステージで無双しているところを楽しむのもスパロボの醍醐味です!
以上でスーパーロボット大戦Vの10話までの感想を終わりにしまう。次回からはクリア後の感想や、ユニットなどの考察を書いていけたらと思っています。